クラウドファウンディング「Makuake(マクアケ)」にて、「日本で初めての、プロジェクションマッピングの映像・ジャグリング・パントマイム・マジックをしながら料理をつくる飲食店&劇場 “移動しないサーカス場”」をつくるための資金支援を募るプロジェクトが行われている。
当初の目標額30万円は達成されており、新たな目標として「イルミネーションパフォーマンスとプロジェクションマッピングの融合機材の導入」のため200万円の支援を募っている。
支援金額が200万円に達した場合、プロジェクションマッピング × イルミネーションパフォーマンスが可能となり、支援者はプレミアムシートでの鑑賞ができるという。(要予約)
支援は1,500円〜150,000円の10種が設定されており、各支援額に応じた特典が用意されている。支援はコンビニ払い・クレジットカード・銀行振込・ネットバンク振込から選択可能となっている。
クラウンドファウンディングとは、製品開発や店舗オープン、イベント開催などに必要な資金を、インターネットを通して共感した多数の支援者から少額ずつ募り、目標金額達成とプロジェクトの実現を目指すウェブサービス。支援すると、金額に応じたリターン(特典)を受け取ることができる。
▼ プロジェクトのプロモーションムービー
このプロジェクトを立ち上げたのは、プロパフォーマーの「心を持ちたいロボットのぞみ」氏。
「人の心を癒す」をテーマに、国内外のイベント・舞台を中心にパフォーマンスを行っている。また心理カウンセラーの技術を活かした音楽活動も行っているという。
のぞみ氏はもともとパフォーマンスとは接点のない環境で育ち、社会人となった後に見た大道芸での感動をきっかけとしてパフォーマーになったという。
自身の「子どもの頃にワクワクするような空間や経験に出会えなかった」、「大人になっても出会えずにいる人もたくさんいるかもしれない」という思いから、サーカス場をつくり、食事もショーも音楽も楽しめる、子どもから大人までいつでもワクワク心が踊る場所を作りたい!!との決心からプロジェクト立ち上げに至った。
本プロジェクトの“絵本仕掛けのカフェ&劇場「月夜と森のサーカス」”は、移動式や大掛かりな仕掛け・装飾をもつ一般的なサーカスとは異なり、日本で初めての、プロジェクションマッピングの映像・ジャグリング・パントマイム・マジックをしながら料理をつくる飲食店&劇場 “移動しないサーカス場”という新しい試みとのこと。
「料理を作りながらパフォーマンス」・「プロジェクションマッピング専用のキッチン」・「内装を仕掛けのある絵本の世界のように再現」という3つの特徴をもち、2014年から地下の倉庫を借りて、30人のアーティストやクリエイターとともに作り始めた。
2015年12月5日オープンの予定としており、当初の目標額30万円は絵本の世界を再現するための内装費用に使用される。なお、この目標額はすでに達成されている。
▼ 絵本作家のニシザカライト氏監修による絵本を作り、店内で読めるほか、web上で無料公開するという。また、店内は「回る歯車」・「点滅するサーカスライト」・「ブランコやトリックアート」など子供も大人も楽しめる空間になるとのこと。
支援者は「サーカス団員」となり、非買品の団員証(会員カード)が発行されるほか、団員専用のプレミアムシート、公式ホームページ内の団員専用ページ閲覧のパスワードを発行、団員限定の情報やシークレットイベントのお知らせなど様々な特典が用意されている。
また、支援者が1000人集まった場合、全員を完全シークレットショーに無料招待するという(会場までの交通費などは各自負担)。本記事執筆時点で101人の支援者から1,433,800円が集まっており、募集期間は残り37日となっている。
▼ 団員(支援者)が1000人集まった場合、全員をシークレットショーに無料招待(交通費などは各自負担)
本プロジェクトでは、東京都世田谷区にて店舗をオープンするとのこと。また今後は2号店、3号店と広げ、移動販売車で全国を巡るなど「ショー」と「食」が融合したエンターテイメントのさらなる進化、展開を考えているという。
当初の目標金額は達成しているため、絵本を再現した内装と店舗オープンは確定しているだろう。そして、今後の支援次第で「プロジェクションマッピング × イルミネーションパフォーマンス」の導入や、その他様々な広がりがあるかもしれない。
もしこのプロジェクトに興味をもったり共感したならば、支援してはいかがだろうか。
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