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京都のイベント

WJD in 京都、10年超を経て復活。多様化するジャグリング文化に合わせ、選べるWJDを目指す。

サムネイル:WJD in 京都

 

2022年6月18日(土)京都市東部文化会館 創造活動室にて、「WJD in 京都 2022(ワールド・ジャグリング・デー イン 京都 2022)」が開催される。

ワールド・ジャグリング・デー(WJD)とは、「International Jugglers’ Association(国際ジャグラー協会)」というアメリカの組織によって定められた、「世界中のみんなで一斉にジャグリングをしよう!」というイベント。

毎年6月の第3土曜日がWJDとされており、世界各地でジャグラーが集うイベントが企画されている。日本国内でも例年各地でWJDが開催されている。

 



 

コロナ禍を受けて会場の分散化。そして多様化するジャグリング文化に合った「選べるWJD」を目指して、10年を超えて京都開催の復活。

これまで、関西でのWJDは大阪にて、国内有数の大規模で開催されてきた。この10年でジャグリング人口は増え、徐々に参加者が大阪会場に一極集中することで、会場スペースを逼迫し参加者が自由にジャグリングを楽しみづらいという課題があった。

京都でのWJDは10年以上前に別団体によって開催されていたが、WJD in OSAKAの立ち上げ以降、いつの間にか開催されなくなったという経緯があった。

さらに近年のコロナ禍を受け、過去2年のWJD in OSAKAはオンライン開催となった。今後を現地開催形式に戻すにしても、従来の会場密度での開催は難しいという考えから、分散化の流れを作るべく京都開催に至った。

WJD in OSAKA(2018)

 

今回、WJD in 京都を主催するのは宮田直人氏。

宮田氏は演劇を経てジャグリングを開始。特にデビルスティックとハットを得意とし、様々なジャグリングの大会で優勝・準優勝などの成績を収める。現在はオブジェクトシアターの技法を用いたパフォーマンス・演出・振付も行っている。

その一方、舞台公演団体 「ジャグリング・ユニット・フラトレス」 を立ち上げ、全作品の脚本・演出を手掛けるほか、ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』のジャグリングキャストとして出演。

表方・裏方問わず、あらゆる方面の演劇的技能を持ったジャグラーとして舞台を中心に活動し、ジャグリングを舞台美術として利用した新たなジャンルの作品を創作している。

宮田直人氏が演じるソロ作品『fratres -Solo Act-』

 

WJDの運営にも参加してきた宮田氏。WJD in OSAKAの運営には、大阪会場が抱える参加者集中の課題のほか、「いつかジャグリングの人口が増えたら、日本各地でWJDが行われるようになってほしい」という目標があった。

そして、コロナ禍での密の回避、多種多様化するジャグリングの文化、大阪運営での目標など、あらゆる条件がWJD in 京都を新設する理由となり、2022年開催に至った。

現在のジャグリングはスポーツ、文化芸術、プレイヤー、鑑賞者、支える人・・・など多種多様化しており、その関わり方を自由に選べるようになっている。それに合わせ、WJDも同様に多様化し、それぞれの趣味趣向に合ったWJDを選んで参加できることを目指す。

京都開催を主催する宮田氏自身、文化芸術関連に携わっていることから、文化的な側面を色濃く出したWJDを目指していきたいとのこと。

WJD in 京都は今後も継続的に開催し、徐々にコンテンツを増やす予定となっている。

 



 

参加にはチケット購入が必要

WJD in 京都の参加にはチケット購入が必要。事前予約を受付中で、当日参加は300円増しとなる。

チケット価格
・一般:1,000円
・大学生:700円
・高校生以下:500円

※ 当日参加は各300円増し
※ 未就学児入場可(保護者の同伴が必要)

 



 

イベントは練習会と展示で構成。

WJD in 京都は、ジャグリングの自由練習とジャグリングにまつわる展示で構成される。

展示では「ジャグリングと身の回り展 2022」での発表作品や、ジャグリングをテーマとした書籍が展示される。

初心者から玄人まで楽しめるイベントとのこと。

 

「ジャグリングと身の回り展」について

“ジャグリングのまわりで「つくる」可能性を広げる”をコンセプトとした、「つくったもの」と「つくった過程」の発表会。2022年6月4日(土)にオンラインにて開催された。

発表者が各自の解釈で捉えた「つくる」をテーマに、「つくったもの」と「つくった過程」を発表した。

ジャグリングと直接関係なくても良いが、発表の中でジャグリングに触れる必要がある。

 



 

感染症対策について。

イベント来場者と関係者全ての健康と安全を守るため、「WJD in 京都 2022 新型コロナウイルス感染対策ガイドライン」の通読と遵守のお願い。

 

チケット情報

・一般:1,000円
・大学生:700円
・高校生以下:500円

※ 当日参加は各300円増し
※ 未就学児入場可(保護者の同伴が必要)

WJD in 京都 2022 | teket

 



 

アクセス

京都市東部文化会館
〒607-8169 京都市山科区椥辻西浦町1番地の8

 

関連リンク

WJD in 京都

WJD in 京都 2022 | teket

ジャグリングと身の回り展 2022

京都市東部文化会館

 

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hiro nozaki

vietuos編集長、神戸市在住のディアボリスト。2014年に当メディアを立ち上げ。

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