2016年3月5日(土)・6日(日)、「ジャグリング・ユニット・フラトレス」によって開催されるジャグリング演劇『白い花』のチケット予約が開始された。
旗揚げ公演の『プラネタリウムと望遠鏡』と同じく、今作も代表 宮田直人氏の作・演出となり、宮田氏を含む11名のキャストによって演じられる。
フラトレス第2回公演『白い花』
今回も、作・演出します。
ジャグリングに言葉を
言葉にジャグリングを
そっと添えるような
そんな舞台を作っていきます。
— 宮田直人@12/26 アリスの国のアリス (@naoto2Sc) 2015, 10月 3
▼ 旗揚げ公演『プラネタリウムと望遠鏡』(2014年12月 作・演出 宮田直人)
▼ 代表 宮田直人氏(左)
フラトレスの作品では「舞台芸術とジャグリングとの親和」という命題のもと、“コロス”という演劇手法に“ジャグリング”と“見立て”を用いて展開される。
※ コロス:「コーラス(合唱)」の語源となった、古代ギリシャ劇の合唱隊。劇中で群衆の役を演じ,また筋の説明をするなど大きな役割を果たした。コロスの歌や舞踏の中から喜劇や悲劇が生まれたといわれている。
道具の操作に熟練したジャグラーが“コロス”を演じることにより、道具そのもの、またはその動きに様々な“見立て”を生み出し身体表現を拡張する。これには“コロス”にエンターテインメント性を付加する狙いもあるという。
また、「言葉とジャグリングの共存」、および「両者の主従を逆転する提案」もフラトレスの特徴である。
言葉とジャグリングが共存する例として“大道芸”が挙げられるが、こちらはジャグリングの魅力を引き出し観客に伝える「ジャグリングのための言葉」としている。
一方フラトレスの“コロス”では、言葉では表現しきれない情景や情動をジャグリングによって補い、支える「言葉のためのジャグリング」が用いられる。
【フラトレスのキーワード】
①コロス:生きた風景
http://t.co/pwPbAzHOqm
フラトレスの作品に欠かせない演出手法【コロス】についてのお話です。
— フラトレス@3/5・6『白い花』 (@jugglingFratres) 2015, 10月 6
そのほか、本公演には道具協力として「Juggling Unit ピントクル」から宮本浩市氏がスタッフに名を連ねている。
’13年、Juggling Donuts Live出演。
趣味は積み木。
最近はジャグリングのための音楽やプログラミング等にも挑戦中。
( C ) Juggling Unit ピントクル
http://juggling-pintcle.com/about/member/
公演概要
日時:
・2016年3月5日(土)18:00〜
・2016年3月6日(日)13:00〜/17:00〜
※ 開場は上記開演時間の30分前、上演時間は約70分を予定。
会場:
大阪市立 芸術創造館
料金:
前売 2,000円
当日 2,500円
※ 未就学児童の入場は不可。
チケット予約:
ジャグリング・ユニット・フラトレス「白い花」予約ページ
問い合わせ:
E-mail : fratres.juggling@gmail.com
お問い合わせの際には、件名・氏名の記入をお願いします。
TEL.080-3805-2539(カシハラ)
( C ) ジャグリング・ユニット・フラトレス
第2回公演『白い花』公演情報より
アクセス
大阪市立 芸術創造館
535-0003 大阪市旭区中宮1-11-14
・大阪市営地下鉄 谷町線「千林大宮」駅から徒歩10分
・京阪本線「森小路」駅から徒歩10分
・大阪駅前より市バス:83号系統「花博記念公園北口」行、または78号系統「守口車庫前」行にて約30分「旭区役所」下車すぐ
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ジャグリング・ユニット・フラトレス ブログ:【フラトレスのキーワード】①コロス:生きた風景