Juggling Unit ピントクルによるギャラリー公演『つみきねてぃっく』が、2015年9月20日(日)、東京にて開催される。
『つみきねてぃっく』とは、「机の上のジャグリング」というコンセプトによるジャグリング公演。
「ジャグリングと積み木の相性が非常に良いということに気づいた」・「ジャグリングを行う場として、机の上は面白いだろうな」といった発想から創作されたという。
また、「ジャグリングを行う場として、舞台の他にもギャラリー(画廊)という場があるのを知った」とのことで、『つみきねてぃっく』はインスタレーションという現代アートに近い位置付けとなるだろう。
インスタレーション (英語: Installation art) とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。 ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。 Google、「インスタレーション」検索より
会場となるデザインフェスタギャラリーのウェブサイトを見ると、「全てのアーティスト(つくるひと)のためのギャラリー」となっているが、開催されている展示は絵画やイラスト、写真といった、世間一般的な「アート」が多い。
そのような場所でジャグリング公演を行うことは、「ジャグリングをアート」として発信しようとする、挑戦的な意図が込められているように思える。
『つみきねてぃっく』は2015年6月に第1回公演が京都で開催されており、そこでは「小さなパフォーマンスと即興で積み木を積むというインスタレーションを交えた、1時間周期の公演」を行ったという。
今回の東京公演では、新たなメンバーを交えて15分ほどのパフォーマンスと45分ほどの積み木インスタレーションを繰り返す。
また前回と同様、1時間周期の公演となるため、「来場者は1時間の滞在を目処にご来場ください」とのこと。
「積み木とジャグリング」、「机の上のジャグリング」、そして「ギャラリーで行うジャグリング」というユニーク尽くしの『つみきねてぃっく』。ジャグリング経験やアート経験を問わず、見る者は何らかのインスピレーションを受けることができるのではないだろうか。
6月公演のプロモーションビデオ
公演概要
日時:
9月20日(日)12:30〜19:00
(1時間で1周する内容のため、1時間程度の滞在を目処にした来場を推奨)
入場料:
1,000円
会場:
デザインフェスタギャラリー GYALLERY EAST 302
東京都渋谷区神宮前3−20−2
関連記事
関連リンク