2014年6月、宮田直人氏の呼びかけにより、ジャグリング公演では珍しい“言葉のあるジャグリングの舞台”を制作する団体「ジャグリング・ユニット・フラトレス」が結成された。
12月には、旗揚げ公演となる『プラネタリウムと望遠鏡』が開催される。
団体名の「フラトレス」は、作曲家アルヴォ・ペルトの室内用アンサンブルの曲『Fratres』に由来しており、「室内(=劇場)にて、ジャグリングを中心とた他の舞台芸術とのアンサンブルを行う」という活動方針が込められているという。
言葉とジャグリングの親和性を求めた脚本、ジャグラーだからこそできる演技(モノを投げる、複数のモノを同時に扱うなど)を積極的に取り入れ、ジャグリングの道具を舞台美術の主軸として舞台を彩るという手法が「ジャグリングと舞台の新しい可能性」として注目されている。
代表の宮田直人氏は、演劇を経て大学よりジャグリングを始めたという経緯をもつ。
ハット(帽子)やデビルスティックという棒状の道具を用いたジャグリングを得意とし、デビルスティックの大会「FantaStick(ファンタスティック)」では優勝、またジャグリングの全国大会「ジャパン・ジャグリング・フェスティバル(JJF):チャンピオンシップ」では決勝進出というトップクラスの技術・経歴をもっている。
また競技だけでなく、ジャグリング関連のイベント企画・ワークショップ講師・アドバイザーなど多方面からジャグリング界を支えるほか、役者として舞台出演も行っている。
関連リンク
ジャグリング・ユニット・フラトレス
※ 新サイト・2015年9月15日追記
ツイッターアカウント
フェイスブックページ