望月ゆうさく氏、東京新聞に掲載。

2015年9月30日の東京新聞にて、望月ゆうさく氏が掲載された。

世界大会で優勝した事や、その他いろいろな事を書いて頂いてます。
 
新聞で取り上げて頂いたのは久しぶりで、こんなに大きく掲載してもらえて本当に嬉しいです。
 
大道芸もそうですが、ジャグリングを少しでも沢山の方に見て楽しんで頂ければと思います。
 
 
望月ゆうさくブログより

( C ) 東京新聞/望月ゆうさく http://ameblo.jp/yu-saq/entry-12078869620.html

( C ) 東京新聞/望月ゆうさく
http://ameblo.jp/yu-saq/entry-12078869620.html

光の芸術 大道芸輝く
 
白い光が体のまわりで跳びはね、ゆっくり浮遊する。幻想的な演技で、ディアボロ(中国ごま)使いの望月ゆうさくさん(26)=三鷹市、写真=が、ジャグリング世界一に輝いた。「大道芸をアートに」と、東京芸術大大学院で学んだ異色の経歴の持ち主だ。

 
芸大院出身ジャグラー 世界一に
 
カナダ・ケベック市で、今夏開かれた国際ジャグラーズ協会(IJA)主催の第六十八回世界大会。青いスポットライトだけが差す宇宙のように暗い舞台で、白く発光する四つのディアボロを次々と投げ上げる技が決まると、思わずガッツポーズした。三回目の挑戦で、焦がれた金メダルを手にいれた。
 
毎年「大道芸ワールドカップ」が開催され、世界中の大道芸人が集まる静岡市の出身。小学生になる前から、多彩な路上パフォーマンスを見て育った。面白くて格好いい彼らは、憧れの対象だった。
 
特にひかれたのが、二本の棒の間に張った糸で鼓形のこまを自在に操るディアボロ。練習し、中学生になると友達とチームを組んで町内会の夏祭りで拍手を浴びた。将来は大道芸人になりたいと宣言したが、公務員の父と看護師の母に反対された。「生活していけるのか」と。
 
それでも表現の世界に携わりたくて、デジタル技術とアートを学べる九州大芸術工学部へ進学すると、プロへの気持ちが再燃。三年生で世界大会に初挑戦し、三位を獲得した。大健闘だったが、技術力の差も思い知らされた。翌年、大道芸の投げ銭だけで暮らせなければプロはあきらめる覚悟で欧州を五十日間放浪、お金をためて帰国できた。
 
武者修業では、海外と国内の大道芸に対する見方の差も痛感した。「欧州では芸人は称賛されるのに、日本では安い芸として演劇やダンスに比べても不当に低く扱われる」。アートに昇華させ、地位を上げるには、芸術の最高峰で学ぶしかないと、東京芸術大大学院を目指し、合格。「ジャグリングで入学したのは、僕が初めてだと思う」
 
在籍したのは、美術研究科先端芸術表現専攻。仲間と芸術観をぶつけ合い、「今まですごい技で拍手をもらい満足するだけで、作品として考えていなかった」と気づく。芸術性を突き詰める一方、映像作家の花房伸行さんのパフォーマンス集団「enra(エンラ)」にも参加、デジタル映像と融合させる手法でエンターテインメント性の幅も広げた。
 
昨年、再び挑戦した世界大会では、最後の大技にミスし二位に。雪辱を期した今年は、舞台の天井が予想外に低かった。投げ技に不利で、名だたる出場者らが技の変更をする中、照明をつり下げるバーの間にディアボロを通す離れ業を思いつき、大技を成功させた。会場が驚きと祝福で沸いた。
 
世界一になったが、原点は忘れない。帰国して真っ先に立ったステージは、古里の町内会の夏祭り。懐かしみ、喜ぶ人々の笑顔がそこにはあった。
 
近く、望月さんの演技が見られるのは、10月31日〜11月3日に静岡市の駿府公園などで開かれる「大道芸ワールドカップ in 静岡2015」。詳細は、http://www.daidogei.com
 
文・柏崎智子/写真・川上智世/紙面構成・甲斐毅
 
 
東京新聞 2015年9月30日(水)
上記画像より書き起こし

望月氏は2001年からジャグリングを始め、東京藝術大学にてメディアアートやタップダンスを組み合わせたジャグリング作品を発表。

同大学修了後より、フリーランスのパフォーマーとして世界中で活動。“新たなジャグリングを創る”をテーマに、アート・スポーツ・エンターテイメント等の境界を超えた、幅広い表現を確立、展開している。

パフォーマンス活動だけでなく競技ジャグリングにも積極的に参加しており、2009年の第62回ジャグリング世界大会で3位入賞した後、2014年の第67回世界大会では2位入賞。そして2015年の第68回世界大会で優勝している。

また個人としての活動のほか、パフォーマンスグループ「enra(エンラ)」にも所属している。

( C ) enra http://enra.jp/about

( C ) enra
http://enra.jp/about

enraとは映像とライブパフォーマンスの融合を極めたパフォーミングアーツ・カンパニーであり、「スクリーンに映し出される映像と、ダンスやアクションなどの身体表現がシンクロすることによる、今までにない自由な表現がenraの最大の魅力」となっている。

enraは2020年東京オリンピック招致イベントや2015年カンヌ国際映画祭授賞式などに出演しており、望月氏もメンバーとしてパフォーマンスを行った。

▼ 世界大会での演技(2015年 優勝)

▼ 世界大会での演技(2014年 2位入賞)

▼ 世界大会での演技(2009年 3位入賞)

▼ メディアアートとジャグリング、タップダンスを組み合わせた作品

その他の望月氏の活動・作品は、望月ゆうさくウェブサイト内「Works」にて。(本記事最下部、「関連リンク」より)


以下、enra作品

▼ enra製作による、望月氏のソロパフォーマンス

▼ enraメンバーによるパフォーマンス

その他のenra作品は、enraウェブサイト内「works」にて。


関連リンク

MOCHIZUKI YU-SAKU

東京新聞 「光の芸術 大道芸輝く 芸大院出身ジャグラー 世界一に」

enra

 

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